ミクロンサイズでムラなく塗れる
世界初※1の日やけ止めの実現は、
「肌のグーグルマップ」開発の成功にあり!

日やけ止めの難解さを知る
「UVケア素材のスペシャリスト」の挑戦

2019年の2月9日は、新しい花王ビオレの日やけ止め「ビオレUV アクアリッチ」シリーズの発売日。この日を誰よりも感慨深く迎えたのは、花王スキンケア研究所の主任研究員・福井崇さんだったのかもしれません。

福井さんは花王に入社した翌年の2007年から紫外線防止剤の開発研究を行ってきました。紫外線を吸収する吸収剤やはね返す散乱剤などの素材を探したり、組み合わせたりしながら、「紫外線を防止する能力が高く、肌に塗った時に感触が良いものをいかにして作るか」を長年追求してきた、いわば、「UVケア素材のスペシャリスト」です。

「日やけ止めは、その名の通り、紫外線から肌をしっかり守ることが最重要なのですが、日本人はベタつく感触が苦手な方が多い。つけ心地もとても重要なんです」と福井さん。ですが、日やけ止めほど、つけ心地を良くすることが難しい商品はないといいます。

理由は、紫外線から肌を守る素材が「粉体」と「油性成分」という点。「酸化チタンや酸化亜鉛などの粉状の成分と、油性の吸収剤の成分を合わせて、紫外線防止効果を高めつつ、肌にすっと伸びてみずみずしい感触を実現させるのはとても難しい。その分、時間もかかりますが、やり甲斐もあります」と福井さんは話します。

そして、2010年に従来の日やけ止めの難題を克服した商品が誕生します。ビオレの「ウォーターベースジェルタイプ」の日やけ止めです。SPF50+、PA+++とUV防御効果を高めつつ、ジェルタイプでみずみずしいつけ心地の日やけ止めが完成したのです。

構成・文:中能 泉(なかよくオフィス) 写真:サトウノブタカ

※1 独自製法により、ベヘン酸グリセリル、ジステアリン酸ソルビタンを含む両親媒性成分(水にも油にもなじむ性質)からなる“UV防御剤内包カプセル”を配合した日やけ止め処方(先行技術調査及びMintel Japan社データベース内2018年7月花王調べ)。

SHARE