環境ストレスの基礎知識

「ストレス」という言葉の誕生

「ストレス」という言葉をはじめて使ったのは、オーストリアの生理学者ハンス・セリエ(1907~1982)と言われています。セリエは、生体が外部から寒冷、外傷、疾病、あるいは怒りや不安などの精神的緊張を受けたとき、これらの刺激に適応しようとして生体に一定の反応が起こることを発見しました。

そして現代。地球規模の課題として最も切迫しているのが地球温暖化です。
地球温暖化は、温度の上昇、気候の変動、海面の上昇などを引き起こし、地球全体の気候や生態系などに多大な影響を及ぼすと考えられています。また、オゾン層の破壊や酸性雨、光化学オキシダントなど、すでに私たちの健康に影響を与えているものもあります。
これらのさまざまな外部要因は、私たち人間に新たな生体反応を引き起こす可能性があるのです。

健やかな素肌は、環境ストレスにさらされている?

ビオレは、遺伝要因ではなく、清潔で健やかな素肌がさらされている体外内の生活環境要因によるストレスのことを「環境ストレス」と定義しています。
紫外線や大気汚染、気温・湿度変化による乾燥、生活習慣の乱れによる肌の代謝サイクルの乱れの一因も環境ストレスと捉えています。
たとえば、免疫力の低下。不規則な生活により、サーカディアンリズムといわれる体内時計が乱れ、自律神経や体内のホルモンの分泌などを制御できず、免疫力が低下して、様々な体や肌の不調となって現れてきます。
また、アトピー性皮膚炎は、年齢や生活環境によって原因は異なりますが、冬場の空気の乾燥や夏場の異常な気温上昇、皮膚に直接触れるものに多く含まれている化学物質の接触なども発症要因のひとつといわれています。
私たちの生活を改めて見回してみると、技術の進歩により格段に便利になった一方で、それが新たな環境ストレスを生み出している、と言えるかもしれません。

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