東京
2019
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26.33
UV指数 6
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WHO : Global solar UV index-A practical guide-2002

じりじり感・火照りの正体は「近赤外線」。2020年は近赤外線対策も始めよう!

肌をケアするために紫外線対策はもはや当たり前。2020年注目したいのは「近赤外線」! 近赤外線は暑さや不快感の原因だけでなく、肌の深部まで浸透してしわ、たるみなどの光老化に繋がってしまう可能性があります。例年よりも暑くなると気象庁が予報を出している2020年は、紫外線対策に加えて“近赤外線ケア”も始めよう!

近赤外線とは?

太陽光に当たると感じる、肌の火照りや不快感。炎天下にいると、肌がじりじり焼けつくような感覚に「たった今、日に焼けているな」と実感した経験が誰しも一度はあるのでは? 実際、強い日差しの下では日やけ止めを塗っても「肌がじりじりする、ひりひりする」と49%の方が感じています*。この不快な感覚の正体は、ずばり「近赤外線」!

* 2019年 花王調べ (20~50代の男女、1500名)

太陽光に当たると、肌は約5分で表面温度が5~6℃上昇し、さらに外の気温が28℃を超えると、表面温度が40℃にも上るとされています。この肌の表面温度を上げる光の正体が近赤外線なのです。

太陽光に含まれる光の種類 太陽光に含まれる近赤外線の割合は紫外線の割合の約6倍!肌内部への浸透度も遥かに大きい

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近赤外線は地上に届く太陽光全体の43.4%を占め、なんと紫外線の約6倍の量が降り注いでいます。加えて他の光よりも波長が長いため、より肌の深部まで到達してしまうのです!

「肌の深部まで到達してしまう」ということは、肌深くの線維芽細胞やコラーゲン繊維を破壊してしわやたるみの原因となってしまいます。

暑い日の不快なじりじり感やひりひり感の軽減、さらに光老化予防のためにも、2020年からは、近赤外線対策を始めるのがおすすめです!

花王が「近赤外線」までブロックする独自のサンケア技術を開発!

「近赤外線対策」の必要性は理解したけれど、何をすれば良いかわからない方に朗報! 花王が近赤外線を防止するサンケア技術を開発しました。
これまで紫外線を反射・散乱させて光から肌を守るために使用することが多かった酸化チタン。花王はこの酸化チタンの膜の厚さをコントロールすることで、近赤外線を高いレベルでブロックすることに成功したのです。

実験では、従来の紫外線のみを防ぐ日やけ止めだと肌温度が5分間で約6.5℃上昇しましたが、上記の技術を適用した近赤外線防止成分を配合する日やけ止めでは、平均で-1℃、最大で-1.6℃の肌温度上昇抑制が認められ、太陽光による熱さ感覚を低減できることが確認されています。

人工太陽光を照射した5分後の肌表面温度の比較 左:紫外線防止成分のみ 右:紫外線防止成分+近赤外線防止成分

つまり、この技術は、肌が日やけすることを防ぐだけでなく、太陽光に当たると感じる不快な暑さや火照りをブロックしてくれるのです。外でお仕事をする方や運動する方の強い味方になること間違いなし! 春夏に外でのアクティビティも思い切り楽しめますね。

太陽光は紫外線だけではなく、近赤外線を含む様々な光が含まれています。紫外線と近赤外線を合わせて対策することは、より健やかな肌を育むきっかけにつながるはずです。肌をケアしながら外で快適に過ごすために、今年は近赤外線対策も意識して日やけ止めも選んでみましょう。

剱持百香
美容家のアシスタントを務めた後、独立。
美白命。365日紫外線対策を欠かさない美容ライター。
美容メディアにて、メイク・コスメ・インナーケア・スキンケアなど幅広く執筆。
オウンドメディア向けコラムや、広告、フリーペーパーなどの執筆も手掛ける。
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