東京
2019
9 / 2
26.33
UV指数 6
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WHO : Global solar UV index-A practical guide-2002

「塗ったのに日やけした・・」という人が9割以上も!
日本の夏はベトナムより過酷!?

「日やけ止めを塗ったのに、日やけしたという経験がありますか?」というアンケートを各国の女性を対象に行ったところ、日本人女性の93%の人が「ある」と回答しました。

実はこの「塗ったのに日やけした人の割合」は、ベトナム女性の91%を上回り、タイの女性の95%に次いで多いという結果に! ちなみにそのほかの国は、米国83%、中国76%、台湾74%という割合でした。

「日やけ止めを塗ったのにも関わらず日やけをしてしまう」人が多い、その理由を探ると、世界に比べて日本の夏が過酷だという現実が見えてきます。

日本の夏は温度も湿度も高い“ジメ暑”な夏

日本気象協会が、新しく掲げている「ジメ暑(じめあつ)」という言葉をご存知ですか? 単に気温が高いというだけでなく、温度と湿度が高い状態が続くことでもたらされる過ごしずらい暑さを、過酷な暑さを表す指標として「ジメ暑(じめあつ)指数」や「ジメ暑日」と定義し、情報を公開しています。

ジメ暑指数85以上で「ジメ暑日」となるのですが、この状態は気温30度、湿度75%。この条件下だと体感温度は実際の温度より2℃高く感じるといわれ、まさに暑くてジメジメ〜〜っと汗が流れ出る不快な環境です。

そのジメ暑指数を用いて、2016年7月~8月の世界の気候を分析したところ、タイのバンコクやインドネシアのジャカルタ、エジプトのカイロを押さえて、東京や大阪がジメ暑指数のトップを記録する日も多いことがわかりました。日本の夏は、世界的にみても温度湿度ともにかなり厳しい環境。知らず知らずのうちに日本では「ジメ暑」化が進んでいたのです。

これからの日焼け止め選びは
汗やこすれに強い点も重要に!

年々過酷さを増す日本の夏を乗り切るには、これまで以上に日やけ止めでしっかり肌を守ることが重要です。特に夏のレジャーや外出時には、SPF50以上、PA++++の紫外線防止効果の高い日やけ止めを選ぶことが大切ですが、ジメ暑環境下では汗で流れてしまったり、とれてしまうことも多いので、汗やこすれに強いという点も重視して。

もちろん、日やけ止めの効果を得るには正しい塗り方で、こまめに塗り直すことも忘れずに! 日やけ止めは、賢く選んで正しく使って肌を守る習慣を。

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