紫外線の皮膚への影響 肌にダメージを与える、紫外線

シミ、シワ、肌劣化の主犯が紫外線

皮膚は表皮と真皮からできています。表皮は皮膚の最も外側にあり、角化細胞が90%以上を占めています。
そのほか、メラニン色素を作る色素細胞と免疫機能を司る細胞も表皮内にあります。真皮はコラーゲン(膠原線維)が主で皮膚の丈夫さを保ち、エラスキン(弾性繊維)は皮膚のハリを保ちます。しかし、紫外線は直接的、間接的に皮膚細胞に影響を与え、日やけ、シミ、シワ、老化など肌のダメージの原因を作るのです。

代表的な症状が日やけ

日やけは、紫外線が肌に与えるダメージの最も代表的な症状です。紫外線により肌が赤くなる「サンバーン」という症状と、その後黒くなる「サンタン」という症状を含めて日やけと称しています。サンバーンは、紫外線による肌のやけど、サンタンは、その結果起こるメラニンの増加です。

日やけの症状にも種類がある

  • サンバーン:紫外線により表皮、真皮の細胞が損傷を受け、毛細血管が拡張されて生じます。一種のやけど状態です。
  • 即時黒化:もともと表皮の中にあったメラニン色素が酸化されて濃くなったもの。日やけ直後に鏡を見て、くすんだ感じがするのはこのためです。日やけ後24時間以内にピークを迎え、その後すぐに治まります。
  • サンタン:遅延黒化ともいいます。表皮の基底層にあるメラノサイトが、UVAにより活性化しメラニンの生成が促進され、表皮全体に広がって黒く見えるようになります。日焼け後4~5日で起こります。

日やけは、加齢と共にさめにくくなる、という事実。

年齢を重ねるとともに、日やけが消えるまでの日数は長くなります。長い間紫外線を浴び続けているうちに、メラノサイトの数も増え、活性化しやすくなり、一度活性化するとなかなか元に戻らないからと考えられています。紫外線を浴びると、角化細胞からメラノサイトを活性化させる情報伝達物質「エンドセリン」が出るのですが、この物質は年齢とともに出やすくなり、減りにくくなる傾向があるとされています。

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