日やけ止めを選ぶ際の基準、SPF・PAってなに?

日やけ止めに必ず書いてある、SPF・PAの意味はご存知でしょうか? SPF・PAを正しく理解することでより日やけ止めが選びやすくなります!
SPF・PAってなに?
日やけ止めに必ず表記がある、SPFとPA。これらを正しく理解することで日やけ止めが選びやすくなるだけでなく、シチュエーションに合わせた日やけ止めの選択ができるようになりますよ。
SPFとは
SPFとは、「Sun Protection Factor」の略でUVBの防止効果を表す数値のこと。
日やけ止めを塗ってから肌が赤くひりひりしてしまうまでの時間をどれだけ遅らせることができるのか、という目安の数値です。
SPF1では個人差がありますが、約15分~20分遅らせることができると言われているので、SPF50の日やけ止めを使った場合、おおおそ15(分)×50で12.5時間遅らせることができるということになりますね。
もちろん、日やけ止めは汗やこすれなどによって落ちてしまうことがあるので、SPF50の日やけ止めを塗れば、12.5時間は塗り直しをしなくてもよいわけではありません。
PAとは
PAとは、「Protection Grade of UVA」の略で、UVAの防止効果を表す数値です。
+~++++の4段階があって、「+:効果がある」~「++++:極めて効果が高い」というように設定されています。
UVAは、地上に降り注ぐ紫外線の90%をも占めているとも言われているので、日やけ止めを購入する際はPA値にも注目してみてくださいね。
シチュエーション別おすすめSPF値・PA値
炎天下でのスポーツやレジャー
迷わず国内最高値の紫外線カット効果を持った「SPF50+・PA++++」を選びましょう!
日常生活
通勤通学や家事などの日常生活でも、「SPF30・PA+++」以上の日やけ止めを選びましょう。室内にいる場合でも、シワやたるみの原因となるUVAはガラスを透過して降り注ぐため、室内にいる場合は特に意識してPA値の高い日やけ止めを選んでみてくださいね。
SPF・PAの正しい意味を理解すれば、日やけ止めも選びやすくなります。ぜひ購入時の参考にしてみてください!