美容ライター剱持百香のコラム
2019.04.02
紫外線は3大エイジングサインも引き起こす
紫外線が引き起こす肌への影響は日やけを想像しがちですが、実はシミ・シワ・たるみの3大エイジングサインをも引き起こす大きな要因でもあるのです……!
肌老化の原因は紫外線の影響が8割!?
紫外線が肌へ与える影響として多く思い浮かべるのは、日やけではないでしょうか。
もちろん、肌が赤くなってしまったり黒くなってしまったりする日やけは避けたいものですが、他にも注意したいものがあります。それは、シミ・シワ・たるみなどのエイジングサインです。これらは加齢によって肌に表れてしまうと思いがちですが、なんと約8割は紫外線などの太陽光が原因ともいわれています。
肌に影響を与える紫外線の種類について詳しくご紹介します。
シミ
紫外線の中でも波長の短いUVBが主な原因。UVBを浴びると肌内部の遺伝子などの大切な細胞を守るためにメラノサイトが活性化して、シミのもととなるメラニンの生成を促します。シミができてしまうと老けた印象になってしまいがちですが、シミは肌が持つ自己防衛反応でもあり“天然のサンスクリーン”でもあるのです。
シワ
紫外線の中でも波長が長いUVAが主な原因。波長が長いため、エネルギーはUVBほど大きくありませんが、その分肌内部まで侵入するのが特徴です。そのため、メラノサイトよりも深くにある肌のハリや弾力を保つコラーゲンなどを破壊してしまい、シワの原因となってしまいます。
たるみ
シワと同じくUVAが主な原因。長期間UVAを浴びることでコラーゲンなどだけでなく、コラーゲンを作り出す細胞を破壊してしまうことによって肌全体のハリがなくなり、たるみへと繋がってしまいます。
このように紫外線は日やけだけでなく、3大エイジングサインのシミ・シワ・たるみにも影響を与えてしまいます。いつまでも若々しさを保つためには、毎日の紫外線対策を心がけましょうね。