紫外線だけじゃない!汗や皮脂も肌トラブルの原因に……
汗や皮脂は、一般的に日やけ止めの紫外線防止効果を低下させてしまう可能性がある、と言われていますが、それだけでなく、肌トラブルの原因となってしまうこともあります!
そんな外部刺激ともなりうる、汗や皮脂での肌トラブルの一例をご紹介します。
汗が肌トラブルを引き起こしてしまう理由
暑い夏になると気になるのが汗。ニオイ問題やメイク崩れ問題がよく叫ばれますが、肌トラブルを引き起こさないためにも、汗はそのままにしておいてはいけません。
汗をかいたまま放っておくと、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまったり、乾燥へと繋がります。また、汚れやほこりなどが付着してしまい、結果的に刺激になってしまう可能性があるのです。すると、かゆみやニキビなどの肌トラブルに繋がってしまいます。
汗を全くかかないようにする、ということは難しいので、汗をかいたらすぐにぬぐうことが汗による肌トラブルを引き起こさないコツです。その際はゴシゴシと拭くのではなく、柔らかいタオルやハンカチで優しく抑えるようにすると摩擦を防ぐことができますよ。
背中や胸などのニキビが気になる方は、通気性に優れた蒸れにくい綿のインナーを取り入れるのも一つの手ですね。
皮脂も肌トラブルの原因になってしまう
夏に気になるもう一つのトラブルとして挙げられるのが皮脂。皮脂はメイク崩れの大きな原因の一つなので、ぜひとも防ぎたいところですよね。加えて、皮脂は適切にケアをしないと肌トラブルの原因となってしまいます。皮脂を放っておくと、酸化し過酸化脂質という物質に変化してしまいます。過酸化脂質は人体にとって有害で、シミ・シワ・たるみやニキビの原因になってしまうと言われており、結果、肌トラブルに繋がってしまうのです。紫外線も皮脂を酸化させてしまう原因の一つなので、まずは日やけ止めでしっかりと紫外線対策をした上で、皮脂のコントロールをしましょう。
しかし、皮脂は「天然のクリーム」とも呼ばれていて、肌にとって必要なものなので取り除きすぎず、過剰に分泌されないように水分と油分のバランスを意識したスキンケアを取り入れるのがおすすめです。